一般質問では「児童生徒の情報漏洩リスク」「埼玉県立高校入試方法の変更」「期日前投票所の増設」について取り上げました!
令和6年6月4日から6月18日までの15日間の会期日程でした。
町長提出議案は、報告1件・諮問1件・議案11件の合計13件です。
補正予算では、志久駅へのエレベーター設置に向けての詳細設計業務委託費として1254万円が計上されました。令和7年度に周辺道路と設置の工事を行い、令和8年度当初に供用開始の予定です。
大きな工事契約の案件は3件。
1件目は、北部工業団地にある第2調整池のしゅん渫工事では40年以上堆積した泥を除却します。昨年度の第1調整池に続いての工事です。
2件目は、町道第7号線の舗装打ち替え工事です。日本薬科大学正門前の道路で、こちらも昨年度に引き続き残りの西側半分を完了させます。
3件目は、町立南中学校の校舎トイレ等改修工事。トイレの洋式化に加えて大規模改修をします。町内の小中学校7校の最後です。
第34号議案では、現在は町が運営している町内4小学校に17クラスある児童クラブ(学童保育)を民間に運営してもらう「指定管理者制度」の導入も選択できるようにする条例改正案が提出されました。
利用者からの給食サービスや時間延長、より充実した時間を過ごせるような付加サービスなどといった多様なニーズに民間のノウハウを活かした運営方法を検討する上で条例の構成を整えるものです。
しかしながら、実際に今後、指定管理者制度に移行したいと町行政が申し出た場合には、利用者に取ってどのような利益・不利益があるのか。働く職員の雇用は。運営企業が突然の撤退などしたときには利用者に重大な不利益がでないか。事業者の選定方法なども含めて改めて慎重かつ十分な審査が必要であると考えています。
現状について現に児童クラブで働いておられる職員の方からも個別にお話しを伺うことができたのは、賛否の判断に大変参考になりました。
結果として私は民間の力を”検討”するための本条例について賛成をしました。
本会議の採決では、共産党3名と冨井議員が反対し、残りの11名が賛成とし、条例改正案は可決されました。
最終日の本会議後には、町長に対して、児童クラブへの指定管理者制度導入を検討するにあたっては、安定的な運営の実行、利用者・職員および将来の利用者の利益など極めて慎重に検討するよう、また事前の情報提供と当事者からのヒアリング等を必ず実施するようにと「要望書」を議員16人中 5会派11人の賛同と連名を受けて直接手渡しました。
町長も大変重く受け止めていました。
6月12日に行った私の一般質問の様子は、以下の動画配信でご覧になれます。
ぜひ (^^)/
伊奈町議会 議会中継 – 発言内容